ココロガオダジョーナラネ。
憧れの著名人はいるだろうか。
単純に好きというよりも、自分もこうなりたいといった憧れである。容姿への憧れ、生き方への憧れ、色々とあるだろう。坂本龍馬のような歴史上の人物を想像する人も多いかもしれない。
私の場合はオダギリジョーである。
特にオダギリジョーに詳しいわけではない。
しかし、私の中でカッコいい=オダギリジョーの方程式が成り立っている。
「リバーズエッジ大川端探偵社」での胡散臭い探偵役は非常にハマっており、ドラマの雰囲気と相俟ってカッコいいを通り越してエロかったのを憶えている。
私はオダギリジョーのようになりたい。
しかし私は髭は似合わず身長も普通、もちろん映画監督の才能もなく、奇抜な服やアルパカのような髪型も似合わない。
ではどうしよう、じゃあこうしよう。
心はオダギリジョーであろうと。
何言ってんだこいつと思われるかも知れない、頭大丈夫かと。
大丈夫だ、頭は冴えている、サイゼリヤの間違い探しだって半分くらい解ける。
心を憧れの人物に置き換える。
これは言い換えれば自分で自分にフィルターをかけることを意味する。
そうすることで自分の仕草、行動に自信が持てるようになるのだ。
「オレハカッコイイ、オダギリジョーダカラ」
心の中はこんな感じだ、言葉にすると相当ヤバい奴だが気にするな。
例えば、外で見たら自分の服ダサくね?と思ったとしよう。
「ダイジョーブ、オダギリジョーダカラ」
公衆便所の鏡で鼻毛が出てることに気づく。
「ダイジョーブ、オダギリジョーダカラ」
人がいる中、スカシでいけそうだと思ってこいた屁が音を奏でちゃった。
「ダイジョーブ、オダギリジョーダカラ」
シンプルにうんこ漏らしちゃった。
「ダイジョーブ、、ダイジョーブ?」
最後はさすがに無理ですね。
うんこを漏らすことには気をつけながら、試してみてはどうでしょうか。